生徒諸君!青森の子ども

 27年9月に開催された予選大会(第40回青森県スポーツ少年団フェスティバル兼第38回全国スポーツ少年団剣道交流大会県予選会)で見事中学の部・女子個人戦で優勝した坂本莉花子さん(2段)が大会優勝報告と続く全国大会への出場の報告のため小山田市長を表敬訪問した。
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 坂本さんは小学校6年生の時に団体で一回、中学校1年生の時に個人で一回と全国大会へ出場していて今回で三回目の出場となる。身長150㎝ながら当たり負けしない強さと得意な「面」で攻めていきたい。中学校最後の大会では勝つことよりも強豪との対戦で高校に向けていいスタートを出来るような試合をしたいと謙虚に意気込んだ。大会は3月26日から28日、鹿児島県で開催。坂本さんは文武両道を実行し、4月から三本木高校へ進学する。
 きみがらスリッパとは馬の飼料用作物であるデントコーンの皮を再利用しようと製作された伝統工芸品で、現在は昭和38年に設立された十和田きみがらスリッパ生産組合がとわだ産品販売戦略課とともに十和田市の特産品として生産・普及・販売に努めている。しかし後継者不足や高齢化の問題もあり、継承は難しいという現実がある。
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 そこで三本木農業高校植物科学科では生徒の地域活性化に貢献していく姿勢と態度を育てるために十和田きみがらスリッパ生産組合と連携した活動を行い、地域の伝統工芸品を守っていこうと播種・除草・収穫などを手伝ってきた。今回は校外研究活動の作製実習として3月5日に十和田市勤労青少年ホーム2階に集まり、きみがらスリッパを作製する事となった。今回からは手芸部も科と部のコラボレーション活動として参加。一足作るのに1人1日かかってしまうというきみがらスリッパも生産者数が増えれば生産量も増える。初めての作業に慣れた手つきで説明を聞きながら編み込んでいた。
 目的は伝統工芸を守る事だが生産組合の人たちの話しを聞きながら取り組む生徒らの姿には昔懐かしの温かい情景が見られたようにも感じた。この活動に携わった生徒らは友達とは話せない学校では学べない大切な事を経験しているのかもしれない。
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 2月13日に開催された少年少女発明クラブ等13団体が参加した「第17回青森県げんねんジュニアロボットコンテスト」の優勝報告が行われた。
 上級部門(競技名/ボール・オン・タワーⅡ)では2人一組で参加した三本木高等学校附属中1年の小笠原一真くんと工藤和貴くんが優勝。三本木中1年の山本春来くんが敢闘賞。中級部門では三本木小5年の小笠原ゆいさんがデザイン賞を受賞した事を報告した。
 競技はボールを正確に運ぶ技能を競うもので45㎝四方で決められたモーター数で作った有線の工作ロボットを市長室で操作披露し、完成度の高さを実証した。将来は工業関係のデザイナー、ロボット工学を勉強して災害救助のロボットを作りたいと夢を市長に語った子供たちが将来、何かを発明してくれる事を期待したい。
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 3月14日に高清水小学校の卒業式が行われ、B‐1での活躍とのぼり旗のお礼を兼ねてバラゼミの畑中舌校長と勝浦タンタンメン船団の磯野船団長が来賓として参加し、卒業生4名を祝った。式が終わってから教室に戻ると磯野船団長からアナウンスがかかった。「ありがとうの反対言葉は当たり前、日常にあるどんなことでも当たり前だと思わずに感謝の気持ちを忘れないでください」と言葉を贈ると、廊下から食欲を刺激する唐辛子の匂いが漂ってきた。
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サプライズで勝浦タンタンメン船団から感謝の意を込めて勝浦タンタンメンが提供され、児童・保護者・先生方に配られた。子供たちは大会では食べられなかったタンタンメンに歓喜、辛かったけど美味しかったと笑顔で完食した。
 玄関先では帰る児童らを勝浦タンタンメン音頭で歌いながら見送り、ありがとうの気持ちを卒業祝いとした。
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 3月10日に第10回B‐1グランプリでゴミいただき隊やトイレの消毒、バスの送迎の見送りなどのボランティアで活躍した三本木中学校生徒のためにサプライズライブが決行された。卒業式の予行練習にと並び集まった430名の生徒の前に畑中舌校長の「ボンジュール!」の挨拶が響き、音楽と同時に幕が開き、B‐1のテーマ曲と共にうっちゃん・みかちゃん、畑中舌校長が登場し、協力してくれた生徒らに感謝の言葉を伝えサプライズライブは始まった。
 みかちゃんからは来場した方からみなさんのおもてなしの姿勢に感動したと手紙が届いた事を生徒らに伝えた。
 十和田市立三本木中学校は早くからバラゼミの活動に協力し、全校生徒で取り組んだ。協力してくれた今年で定年退職となる上明戸茂校長先生は「どうせやるなら全校生徒で十和田市のイメージアップにつなげて、もう一度十和田市に来てもらえるように協力したかった。何もなくても心はある。貴重な経験をさせてもらった」と語った。
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 バラゼミのバラード「ラビアンローズ」を歌い、最後は先生方も巻き込んで全員で肩を組み「この街と」を熱唱しサプライズライブは終了した。
 2月26日に十和田バラ焼きゼミナールが十和田西校生徒に最後に感謝を伝え、共有した想いを振り返り、大会運営に大きく貢献した65名卒業生の門出を祝い、少し早い卒業式「バラ色の人生の旅立ちの会」を開催した。初めに今まで様々なPVなどを制作してきた西校教諭・川村先生の作品を観ながら思い出を振り返り、最後に贈る会は始まった。
 卒業生代表の挨拶をした市澤愛さんの贈る言葉「1年生の時、初めは何かわからずにバラゼミの手伝いをして...2年生になった時には自分にとって必要な事だと感じました。PRが上手くできなくて泣いた事もあります。それでも高校生ではなく、バラゼミの一員として接してくれたことが一番嬉しかった。入学時は知らなかった十和田市の魅力をたくさん知り、今は地元に愛を感じます」と涙をこらえながら立派に感謝を述べ挨拶をした。
 次にバラゼミを代表して畑中舌校長の贈る言葉「......」最初の一言がなかなか出ない。今まで共有してきた苦労や喜びが言葉にしなくても伝わったのか生徒からは涙をすする声が聞こえてきた。少しの間をおいて涙と一緒に想いを伝え、幸せとはなるものではなく感じるものだと忘れないでくださいと激励した。
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 サプライズでなかじまみかさんが登場し、みんなを見て感じて生まれた歌「ラビアンローズ」を披露した。B‐1の思い出はこれから先に苦しくて立ち止まる事があったらあの日に戻って振り返り、前に進むことが出来る素晴らしい経験になったと思うと生徒に声を掛けた。それから生徒を巻き込んでB‐1グランプリのテーマソングを歌い踊ってから全員で輪になって「この街と」を熱唱した。最後は笑顔で涙を流しながら「ラビアンローズ!」と声高らかに響かせ贈る会は終わった。別れを惜しむバラゼミと退場する3年生。最後に旅立ちを祝う畑中舌校長に生徒から感謝の気持ちを込めて「ラビアンローズ!」と愛を返した。
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 平成28年2月3日に青森県立十和田工業高等学校(以下、十和工で略)で平成27年度の生徒の学習成果発表会が行われた。
 機械・エネルギー科はBDF(バイオディーゼル燃料)の燃料発電の製作研究を発表。電気科は自動管理できるITプランターの製作研究を発表した。有効利用できれば北国の課題でもある冬の農業を助ける事が出来るかもしれない。
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 電子機械科は修学旅行先で見て感動した伝統技術(鍛造)のダマスカス模様の包丁の製作に挑戦。また、競技大会に向けて製作した自作ロボットを実演した。電子科では縦スクロールゲームの作成等を発表した。業種は違えど「ものづくり」に関する知識や技術の高さは十和工ならではのものと感心した。
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 建築家ではリサイクルをテーマに畳ベンチからごみ置き場に形を変えて再利用する「リユースものづくり」への挑戦を発表した。製作技術だけではなく生徒らの環境に対する意識も高く教育されていると感じた。
 研究発表の最後は放送委員会が十和田市で開催されたB‐1グランプリinとわだを応援しようと企画した「宇宙から見えるB‐1をつくろうプロジェクト」の成果を発表した。この様々な研究や経験を活かし社会に出る三年生たちが後輩たちに伝え、新しいものが生まれる。十和工の「形を変えるものづくり」はこれからも続く。
 十和田市のまちづくり支援課で循環型社会の形成を目的とし、幼児期からの環境保全に対する意識向上のため、幼児向けのリサイクル教室を開催した。まちづくり支援課では市内21園を周る予定。今回取材に訪れたのは「緑と太陽の保育園」で約100名の園児がいる保育園だ。
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 始めに紙芝居で世界共通語でもある「もったいない」についてお弁当を残すお話しを題材にして園児らに伝えた。それから二択のリサイクルクイズを実施。リサイクルマークや物の生まれ変わりに関したクイズが出され、簡単なクイズから大人でもうっかり間違えそうなクイズに園児らは頭を悩ませながら楽しんで参加していた。幼少期から物を大事にする心や捨てるだけではなく形を変えて再利用できると知ることができる教室はこれからも続けていって欲しいと感じた。
 昨年12月に五所川原市民体育館で開催されたミニバスケットボール大会の全国予選、青森県大会で昨年に引き続き十和田南ミニバス男子が優勝を果たし「二連覇」を達成した。更にその前の年には同校女子が二連覇を達成していて、十和田南ミニバススポーツ少年団としては4年連続の全国大会出場となる。
一回戦▽65‐30大鰐
二回戦▽87‐47旭ヶ丘
準決勝▽58‐36弘大附属
決勝戦▽41‐36黒石Jr
 今年1月28日には六年生9人で小山田市長を表敬訪問し、県大会の報告、全国大会への意気込みを伝えた。
 伊東貴司アシスタントコーチからは「今年から全国的にルール改正があり、ゾーン(区域)ディフェンスが禁止の新ルールとなったが、元から勝ち負けではなくマンツーマン(1対1)にこだわっていたので苦労は他のチームよりは少なかったと思う」と報告。
 小笠原耕介コーチは「目の前の敵ではなく、毎年先輩を超える事が目標。去年の先輩で超えれなかった場所を今年のメンバーで超える事ができるか必死に楽しんで挑戦してみたい。」と報告した。
 去年唯一全国大会をコート内で経験してきたキャプテンの久保拓也くんは「簡単なシュートは落とさずにチーム一丸でディフェンスを頑張って...優勝したい」と意気込みを報告した。小山田市長は「青森県十和田市の代表として練習の成果を充分に発揮して頑張ってきて欲しい」と期待の言葉を選手らに伝えた。
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 全国大会は3月28日から3日間、代々木体育館で開催される。先輩を超えるための挑戦は続く。
 1月23日に社会福祉法人 生きがい十和田主催で「第3回わんぱく農園感謝祭」が開催された。わんぱく広場保育園と十和田湖保育園が協同し、【食育+農業体験=食農教育】への取り組みを園児らと発表した。理事長の挨拶では「食農教育を通して農園の野菜だけではなく子供たちも育ったと思える事が良かった」と1年間の活動を映像に流して第一部は始まった。
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 保育園では野菜の栄養を分けて提示しているという。園児らは学んだ事を寸劇で発表。血や肉となり元気の素となるレッド、身体の調子を整えるグリーン、身体を動かす力のイエロー「三色ヒーロー・パワーズ」が可愛く元気に登場し、会場を沸かせた。この取り組みを支える栄養士の佐藤まゆ先生は様々な食材との出会いから興味を持って栄養を知り、五感を使って食に対する関心と知識をもって欲しいと食育の三本柱(野菜を作り育てる体験活動・食材の知識を深める・クッキング体験)を伝えた。

 第二部のステージ発表では「大黒舞」や「南部俵つみうた」の踊りが格好良く披露され、十和田湖にまつわる言い伝え「十和田湖龍神伝説」の迫力ある演劇が発表された。もう一つの取り組みである「ふるさと十和田湖こどもプロジェクト隊」が十和田湖の魅力を発掘、スタンプラリーなどの企画を考え、一年を通して十和田湖の四季を楽しめるアイデアを発表した。聞いているとスタンプを貯めて行ってみたいと思えるような素晴らしいプレゼンだと感じた。
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 最後はゲストで参加の十和田ふぁみりーずからお米のプレゼント。園長からの感謝の言葉で第3回わんぱく農園感謝祭は幕を閉じた。
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