生徒諸君!青森の子ども

 11月25日に「奉仕の心(志)日本一」を目指す十和田市第一中学校2学年25名の生徒が修学旅行で十和田産品のPR活動を行った事を市長に報告した。生徒らは1学年のときから長芋やニンニクの収穫を手伝い、ドレッシング作りにも取り組んでいる「ハピたの」の十和田ごぼうの収穫の手伝いなども体験した。
towadadaichicyu.jpg
 修学旅行先では都内3ヶ所で十和田のPR活動を行い、国内の青果の指標となっている大田市場の見学や十和田産品のバラ焼き・奥入瀬のむヨーグルト・長いも・ごぼう茶などの試食品を提供した。訪れた特産品センターでは通常の約3倍もの売り上げがあったと伝えられPRの成果を裏付けた。県外からも十和田市の学生が素晴らしいと評価が高く、十和田市には自信のある産品が多い。これからも様々な方法で発信していきたいと小山田市長が伝えた。この活動や体験を今後も活かしていきたいと生徒らも応えた。

 11月15日に十和田市民文化センターで第22回目となるこども劇団定期公演が開催された。今回は宮沢賢治作の「銀河鉄道の夜」を子供たちにも分かり易いように脚本を新釈として加えた若澤智さんの演出で演劇にダンスと歌も表現されていた。
kodomogekidan1.jpg
 なかなか打ち解けられなくなってしまった幼なじみのジョバンニ(ちとせ小6年・山口優衣)とネルラ(附属中1年・森彩音)の不思議な星空を巡る銀河鉄道の旅。どこまでも行けるチケットを握りしめ本当の幸せとは何かを探し求める二人の運命とは...。
kodomogekidan2.jpg
 様々な出逢いもあり、車掌(附属中2年・斗沢空慎)に導かれ辿り着いた星座の駅には願いと魂を送るピエロ(甲東中2年・戸館美憂)が待っていた。
kodomogekidan3.jpg
 楽しかった旅は魂を銀河に送る鉄道の旅だった。覚めたジョバンニが現実に戻るとネルラの悲報と願いを知る。
kodomogekidan4.jpg
 子供たちが活き活きとたくさんの来場者の前で舞台に立つ姿は立派で、大きな声でセリフを言う緊張感や踊りを楽しむ雰囲気も伝わってくるようだった。拍手が鳴り響いたまま定期公演は終了した。十和田市こども劇団は劇団員(小学3年生~中学1年生)を募集中。お問い合わせは...080‐1834‐5134(事務局・大久保)まで
kodomogekidan5.jpg
 平成27年度の寺子屋稲生塾も第6回目のプログラム「書道と茶道の体験」を開講し閉講式を迎える事となった。
 茶道では講師の玉掛靖さんが千利休が茶道の文化を広め根付いた歴史からわびさびの意味を知る事から子供たちに伝えた。作法の手順や姿勢などを学び、慣れない正座で和菓子やお茶を子どもたちは美味しく頂いた。
terakoya20152.jpgのサムネール画像
 書道では難しい事は決めずに筆と墨を使い半紙に自由に好きな言葉を書くことを伝え、理想通りの字にはなかなか上手くは書けない子供たちは何度も練習し、最後は色紙に大きく書いた。
terakoya20153.jpg
 閉講式では今回参加した31名の塾生の中から皆勤賞が8名、第6期生となる終了証が11名、武士道魂ボールや稲生塾木札などの記念品を受け取った。武士道をテーマに十和田市の歴史を知り、経験しながら様々な事を学ぶ平成27年度寺子屋稲生塾も閉講。来年の開催に向け塾生も募集中。お問い合わせは...0176‐72‐2318迄
terakoya20151.jpg
 11月8日に十和田市民文化センターで「FootStep発表会」が開催された。ダンススタジオFootStep代表のYUKIEさんとゲストの藤井咲江さんが企画し、小さな森こども園の協力で発表された。
 開始はスクリーンに映された出演者の紹介から始まった。プログラムには演目以外にも出演者一人一人の名前が掲載される。発表する事より発表する人に注目できる発表会の姿勢が感じられた。
footstep1.jpg
footstep2.jpg
footstep3.jpg
footstep4.jpg
footstep5.jpg
footstep6.jpg
footstep7.jpg
footstep8.jpg
footstep9.jpg
 音と踊りと仮装を楽しむようなダンス発表会。他の発表会と何か違うと感じたのは6歳から64歳までの小さな子供から高齢者、そして心身に弱さのある人までが出演するからかもしれない。
 ダンスを覚えるまでのダンス教室のYUKIE先生、共に出演した子どもや支える大人の苦労は想像を超えるだろう。そんなそぶりも見せずに軽快な音楽と工夫された衣装と楽しむダンスで次々と発表されていった。
 全19の演目の最後は出演した子供たちで「花は咲く」を歌って踊った。そして最後はスクリーンに一年間を想いを振り返る映像が流れる。そこにはハンデを言い訳にしない子どもの姿や支える周りの人の笑顔があり、会場からは涙をすする音も聞こえてきた。やれば出来る事を証明し、感動を残したまま第7回目となるFootStep発表会は幕を閉じた。
footstep10.jpg
bapifesu2015.jpg
 11月29日に十和田市立南小学校体育館でバスケットボールの3on3の大会が開催された。小学生から大人まで男女を問わずに参加できる大会を開催したいとバピフェス(バスケット・ピープル・フェスティバルの略称)実行委員の小笠原耕介氏が企画。会社や団体ではなく個人が企画したにも関わらず約60名の参加者が集った。11月29日(いい肉の日)ということもあり協賛で牛角十和田店・道とん堀十和田店・十和田湖和牛牛楽館から御食事券が、ビアプラザPILSENからはドリンクが2ケース、とわだぴあからは青森ワッツの選手のサイン入りポスターとタオル、倉石から参加の志村氏からはりんごが3箱も協賛された。開会式の挨拶では個人で企画、参加費無料ということもあり、参加・協賛に関しては本当にありがたいと感謝の言葉を述べた。
 普通のバスケットの大会ではないようにDJの音楽が流れ、MCが盛り上げる3on3。小学生ブロックでは慣れない3on3ルールに戸惑いながらも必死に楽しみながら市内外から集まった参加選手が競い合った。第1回目の3on3大会の小学生ブロックの優勝チームは「モンスト」、十和田南ミニバス男子の子供たちの編成で息の合ったコンビネーションで優勝を手にした。
bapifesu2.jpg
 フリーブロックでは本気の大人と中学生や高校生、北里大学生などが競い合う。最大の特徴であるこの大会の特殊ルールは中学生以下の生徒・女性・45歳以上の高齢者は得点に1点加算されることだ。大人の体格に圧倒されながらも中学生チーム対大人チームのゲームでは逆転に次ぐ逆転の白熱した内容で大会を盛り上げた。ルールを理解し大人チームのメンバーに女性や中学生を混ぜたチームが勝ち進む中、優勝したのは現役社会人メンバーの選抜チーム「ホワイトマウンテン」、圧倒的なフィジカルで優勝を手にした。ルールを理解し惜しくも負けたチームは次回こそはと意気込む。来年度の開催は今よりもっと盛り上がるだろう。
 10月21日に松陽小学校の1年生から3年生までの児童16名が社会の授業の一環として稲作体験をした。春には泥んこの中に入り、手で一本一本田植えをし、秋には育った稲穂を手鎌で刈る。今ではほとんどを農機でやるので農家の子供は多くても田んぼに入った子は少ないという。昔ながらの手作業の稲作を体験した子供たちは汗をかきながら競い合うように稲刈りと千歯扱きを使った脱穀をしていた。
 農家に対する理解と食育、高齢者と子供たちの交流の場として稲作体験に関わった人たちはみんな笑顔だった。子どもたちは家に帰ったら今日の体験を報告するだろう。
yamahatasyukaku2.jpg
yamahatasyukaku1.jpg
 10月31日に十和田市中心商店街を歩行者天国にして「ハロウィン2015inとわだストリートフェスタ」が開催された。急に寒さが冷え込むような夜だったが中心商店街にはたくさんの親子らが来場し、フェイスペイントで仮装した子どもたちで溢れていた。十和田ふぁみりーずも参加したバルーンアートのパフォーマンスの後に盛り上がったのは赤い絨毯が敷かれた上を歩く第10回目となる仮装コンテスト。思い思いの仮装で子供から大人までレッドカーペットの上を歩きポーズを決める。一日しかない魔法の時間を楽しんでハロウィンは終わった。
hallowin1.jpg
hallowin2.jpg
【奥入瀬渓流と苔(自然観光資源)】
 10月13日に三本木農業高校植物科学科の生徒が奥入瀬渓流の「苔」の観察会を行った。これからの十和田湖・奥入瀬渓流の活性化のひとつのテーマとなるであろう苔の価値を学ぼうと企画した。自然観光資源である苔の歴史や重要性を学び環境保全意識を高め、苔を活かした観光活動を知り地域活性化について考える機会とするのが目的。
 奥入瀬渓流は川が流れる岩の上に苔が生え、そこに鳥などが落とす糞に混じった草木の種が成長し、川に囲まれた岩の上に樹が育つという珍しい特徴がある渓流だ。人が作り育てたのではなく、長い年月を掛けて自然が生み出した貴重な価値は護っていかなくてはならないと感じた。
 今回は観察が目的でスマホを手に持った生徒らは楽しみながら景観を写していた。奥入瀬渓流館で講義から始まり観察会、十和田湖の文化や自然環境・多様な生物などを施設で見学し、最後は休屋から遊覧船に乗って自然を満喫した。十和田湖・奥入瀬渓流の自然から学ぶ授業は終わった。
sannoudento.jpg
【伝統工芸(デントコーン)の収穫】
 日を別にして同じく三本木農業高校植物科学科の生徒らが十和田市伝統工芸のひとつ「きみがらスリッパ」を無くさず次の世代に伝えようと生産組合と三農生徒が連携し、播種作業・除草作業を経て10月20日にデントコーンの収穫を行った。
 今年で3年目となる十和田きみがらスリッパ生産組合と連携した栽培・研究活動への取り組みは地域の伝統工芸を守るとともに、子供たちの地域活性化への意識を育む事が目的。慣れない作業ながらも地道に一本一本子実をねじってデントコーンを摘み箱に積み入れる。それから薄い皮を一枚ずつ剥く作業を繰り返す。子実はほぐして飼料として売り、残った皮を編んできみがらスリッパを制作するという。一日に一足しか作れず3千円で販売、手間ひまのかかる作業で効率がいいとは言えない。しかし伝えていかなくてはなくなってしまう伝統工芸は市が特産品として協力し、三農生徒が労働力として協力することで地域に根付き価値を生み出すのだろう。後継者不足に悩む農業や伝統工芸に興味をもつ生徒が一人でも増える事を願いたい。
sannoukoke.jpg
 10月23日に北里大学獣医学部北里会執行委員会が制作している「十和田市生活情報誌ZEV」が完成され完成報告に市長を表敬訪問した。これは相模原キャンパスで学ぶ1年生にむけて2年生から生活する十和田市の情報を紹介するための情報誌。
 制作を担当した佐野昌平さん(動物資源科学科3年)は1年生の時には十和田市は何もない町だと思ったが素晴らしい場所だと知って後輩に伝えたいと思ったと語った。十和田市は第二の故郷と言う加藤彩子さん(生物環境科学科4年)は大学生活は限られた期間しかなくもっと青森県を知り、いろんな所を回りたかったと語った。
 今回は市が作成に協力し、観光・まつり・生活情報などが充実し、学生からのインタビューやアンケートを聞くことで十和田市の生活で感じた事も掲載している。北里大学は大学の周りにアパートがたくさんある珍しい特徴がある。仲間の絆が強まる町だと後輩にも伝えたいと語った。あって当たり前の事には気が付かない事も多く、大学周辺にアパートがある事が珍しいことすら気が付かなかった。県外から集まる大学生から見て十和田市に住んでいる人が気づかない視点で十和田市の魅力を発見して欲しいと感じた。
 十和田生活情報誌ZEVは市民交流プラザ トワーレ エントランスホール、または十和田市民図書館で閲覧できる。
zevhoukoku.jpg

 平成27年度の寺子屋稲生塾の第4回目のプログラムとして「太素の森の開拓村」が開催された。貧困な時代に少しでもお腹を膨らまそうと大砲を使って作った昔のお菓子、ドンキミとドンコメを実際に体験して作ってみた。機械で圧力をかけ爆発させる。「ドン!!」と大きい音と白い煙が立ち上がり一瞬にしてお菓子が出来上がった。
terakoyadonkimi.jpg
 子供たちはそれを食べながら歴史を知る紙芝居を聞く。「ニトベカズラの物語」ではなぜそう呼ばれる事となったのか、「南部むらさきと三木茜のはなし」は開拓時代に職人を救った女性の行動から生まれたものだと語り伝えた。
terakoyakamisibai.jpg
 それから子供たちはビー玉などで柄を付け、紫色に染まった「むらさき染め」を体験。他にもドングリや木の実などを集めてグルーガンでくっつけて工作。軍手をはいて鉄の鋏を使い熱々の南部せんべいを焼くなどして楽しんだ。歴史を学びながら楽しく遊び、さまざま体験する寺子屋稲生塾は塾生徒を募集中。詳しくは...0176‐72‐2318迄
terakoyasomemono.jpg
terakoyasenbee.jpg
terakoyakousaku.jpg

3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13